春の小川

丘の上にある実家では水源が無くて、水田にならなかった。父が20年かかって付知川右岸用水を完成したことによって中学生時代にようやく稲作ができお腹一杯のお米が食べられるようになった。丘の上では用水は命です。

毎年用水の整備のために12月になると取り入れ口を止め、2月の半ば過ぎまで水は来なくなる。が 今年はすでに流れてきた。畑でも冬はホースが悪くなるのを防ぐために外して小屋に保管している。共用料金は必要だけど、今年も一年この水に頼って畑作業をすることになる。