サルスベリ

私が生まれた場所は戦後名古屋から引き揚げた時、父の実家の近くにあった「観音様」と呼ばれる地蔵小屋(お堂)でした。戸建ての借家ほどの広さだったと思います。庭の片隅に大きな「サルスベリ」の木があって「なんでサルスベリって言われるの?」ときいたら「幹の表面に皮が無くて猿でも爪がかからないので滑って落ちてしまうんだよ!」と聞いたことがあります。 本当かどうかは解りませんが。 店の前の257号の道路わきには福岡街から付知街にかけて延々とこの「サルスベリ」が植えこんであって 赤・ピンク・白の花を撞けています。花の寿命が3か月以上あって縁起の良い樹木です。