桃太郎

十年ほど前は「加子母トマト」と言えば一個500円でも飛ぶように売れた桃太郎の品種。何年も作付けしていると、市場での価値は下がりますし、病気も発生して生産量が落ちます。他の地域でも同じ品種を大量に生産してきますので、競争力もなくなります。自宅のお隣で長年ハウス栽培している農家と話すと、1ヘクタール100万という話は過去の事。と嘆いています。 しかし留まることなく改善は進み、今年は少し青い時期に収穫する品種から完熟してから出荷する品種へとシフトして、市場価値を見出しています。 米作では利益が出ない農業、考える青果、廃業する農家。皆さんも大変です。