ドットさん

父の日に寄せて。

思いもかけず、父の日にちなんで、「浜松のウナギ」が東京から届きました。低調な商いが続く毎日において、心温まる出来事で感謝に耐えません。 私の父は「軍隊上がり」という今では殆ど死語になっている頑固一徹の親父で、口から物を言うときは全て命令調で、大変怖かった思い出がありました。それでも母が倒れてから12年間、父一人で衣食住の全てをこなし、看護し切って母を見送りました。それを見ていた私は父への見方をずいぶんと良い方向へと変え、ここ故郷にUターンすることに踏みったのです。

そもそも「父の日」の始まりはアメリカの「ソノラ・スマート・ドット」と言う人が兵隊上がりの父が、倒れた母に代わって6人の子育てして、ようやく一人前に育ったところで父も亡くなってしまった事にちなんで、母の日だけでなく「父の日」も・・と提唱したのが起源だそうです。 子の親として母も父も強いのです。