ふうき

ふうき は幼い頃、この地域では大切な食料でした。いわゆるフキノトウです。大湯を張った鍋に皮を剥いた ふうき をいっぱいに入れて吹きこぼれる様に暫く炊いて、あく抜きします。一般的にはこのあと 油あげ と一緒に醤油で煮つけました。これと同じ仲間ですが「キャラぶき」と言うのもあります。こちらは小川沿いにある少し細めのものです。今はあまり食べませんが懐かしいあじです。 なんだか懐かしくて実家の片隅に残してあります。