そば粉の価格

普段から店で使用している「石臼挽のそば粉」の仕入れ価格はこの20年で値上がりはほんの僅かですが、その年の育成状況によっては仕入れ先が北海道・東北・信州・米国・・と変化しているのは事実です。国内消費量約10万トンの内、国内自給率は1,5万トン前後。最大の輸入港は横浜・新潟です。新潟は最大の輸入先中国に近い・東北・北海道などの製麺業者が近いなどの理由が挙げられます。そして中国からの輸入は半分程度が「剥き実」で来ることが大きな変化です。手っ取り早く製品にできる利便性だと思いますが、やはり味が落ちてしまうのが心配です。さらにこの事が価格に影響して安かった中国産は価格高騰の波になっています。現在、価格の差は、中国産1とすれば国内産は3~5くらいの開きがあります。