赤のシャクナゲ

以前ここに書いた白色のシャクナゲと対になる赤のシャクナゲです。実家の旧在所の跡地に父母が終戦後引き上げて山を開拓し、一丁四反の丘の上の開拓農地を築いた偉業をたたえるために私が築いた記念碑の左側に植えてあります。

父はすぐ近くの出身ですが母は伊那谷の裕福な家庭の育ち。6人の子育てと慣れない開拓農家の仕事、水が無くて水田ができない辛さに よく泣きながら野良仕事をしていました。

赤のシャクナゲは母の有難さをしみじみ感じる色なのです。